理念と考え方
ひとつひとつの判断を、
ご自身の手に。
相続の場面で大切なのは、誰かに任せることよりも、ご自身が理解した上で選ぶことだと考えています。そのための情報と時間を、ともに持つ場でありたいと思っています。
ホームへ戻る出発点
相続は、法律の問題であると同時に、家族の問題です。どちらか一方だけを見ていると、もう一方の大切なことが見えなくなります。
Voyage Exhibitは、法的な情報の整理を入り口としながら、それがご家族にとって何を意味するかという視点を忘れないようにしています。手続きを速く終わらせることより、ご家族が納得して進めることを優先しています。
この考え方が、私たちの仕事の土台になっています。
考え方の根本
「わかる」が先にある
法律の条文を読むことと、自分の状況に当てはめることは別のことです。Voyage Exhibitでは、一般的な解説を伝えるのではなく、今の状況で何が起きているのかをお伝えすることを大切にしています。理解なき同意は、後になって混乱を招くことがあります。
記録は誠実さの形
口頭だけで伝えたことは、時間が経てば曖昧になります。書面を残すのは、相談の内容を正確に伝え、後から確認できる形にするためです。それがご家族への誠実な関わり方だと考えています。
専門家の役割を超えない
情報の整理と案内を行うことが私たちの役割です。法的代理・税務申告・登記手続きは、それぞれの専門家が担います。境界線を守ることは、ご依頼者への誠実さでもあります。
ペースはご家族が決める
相続の問題に向き合うタイミングは、ご家族によって異なります。早く進めたい方も、ゆっくり考えたい方も、それぞれの進み方を尊重します。私たちから急かすことはしません。
大切にしていること
一
情報は、判断のために
法律の知識は、それ自体が目的ではなく、ご家族が判断するための材料です。「こうしなければならない」ではなく、「こういう選択肢があり、それぞれにこういう意味がある」という伝え方を選んでいます。
二
感情を否定しない
相続の場面では、悲しみ、戸惑い、時に疲労感を持ちながら相談に来られる方が多くいます。それは当然のことです。問題を「解決すべきタスク」としてのみ扱うのではなく、その背後にある状況に目を向けながら対話することを心がけています。
三
小さな事務所であることの意味
大きな組織では担いにくい「一人のご家族への継続的な関わり」を、小さな事務所だからこそ実現できると考えています。担当が変わらず、話した内容が引き継がれ、同じ文脈の中で対話できることを大切にしています。
四
次の世代のことも視野に
今回の相続をどう整理するかは、次世代にも影響します。遺言の準備を勧めるのは、将来のご家族が同じ混乱を繰り返さないためでもあります。目の前の問題だけでなく、少し先まで見通した案内を心がけています。
考え方が実際にどう現れるか
相談の場で
決断を求めません。ご状況をお聞きし、何がわかっていて何がわかっていないかを整理することを最初の目標にします。
書面の作り方
法律用語を避け、ご家族が読み返しやすい言葉でまとめます。何がどう決まったのか、後から確認できる形を意識しています。
費用の提示
定額制です。「どこまで話すと追加費用になるか」を気にせず、必要なことを話していただけるよう設定しています。
他の専門家との関係
必要であれば、税理士・司法書士・弁護士など、適切な専門家をご案内します。抱え込むのではなく、つなぐことも役割の一つです。
相談の継続
一度の相談で完結する場合も、継続的なご支援が必要な場合も、どちらも自然なこととして受け入れています。
断ること
私たちの役割の範囲を超えることは、誠実にお断りします。できないことを正直に伝えることも、信頼の一部だと考えています。
ご家族を中心に
相続の手続きは、多くの場面でご家族全員に影響します。一人の意向だけでなく、それぞれの立場や状況に気を配ることが、後々の関係を保つ上でも大切です。
ご相談の中で、関係者全員にとって公平に情報が共有されるよう努めます。誰か一人に有利な誘導はしません。
"手続きが終わることより、ご家族の間で話し合えた、ということのほうが、長い目で見て大切なことがあります。"
変えることと、変えないこと
変えないこと
相続・遺言に関する法律の原則は、長い時間をかけて積み上げられてきたものです。それを軽んじることなく、正確に伝えることを基本としています。
相談者のペースを尊重すること、書面を残すこと、費用を明示すること——これらは、どの状況でも変えない姿勢です。
改善し続けること
説明の言葉、書面の構成、相談の流れ——これらは、より伝わりやすく、より使いやすくなるよう継続的に見直しています。
2024年の活動開始以来、いただいたご意見を反映しながら、少しずつ整えてきました。完成した形はなく、対話の中で育てていくものだと考えています。
誠実さと透明性
できることの正直な提示
サービスの範囲と、そこに含まれないことを事前に明確にします。曖昧にすることで誤解が生じるより、はっきりお伝えすることを選びます。
費用の事前提示
定額制で、サービス内容と費用は相談前にお伝えします。相談が進んだ後で「実はこれだけかかります」ということはありません。
不明点は不明と伝える
全てに即答できるわけではありません。わからないことは確認し、正確な情報をお伝えします。憶測での案内はしません。
一人で抱えないために
相続の問題は、しばしば一人で抱えがちなものです。家族に話しにくい、誰に相談すればよいかわからない、費用がかかりそうで躊躇している——そういった方が、最初の一歩を踏み出しやすい場でありたいと思っています。
また、ご家族の中でもそれぞれの立場が異なります。全員が同じ情報を持ち、同じ文脈で話し合えるよう、情報の橋渡しをすることも役割の一つと考えています。
ご家族の誰が来られても、同じ情報をお伝えします
複数のご家族が揃って相談に来られる場合も対応しています
他の専門家や機関との連携が必要な場合は、橋渡しをします
先を見越した関わり
相続を経験した方の多くが「自分は遺言を準備しておこう」と感じます。その気持ちが薄れないうちに、次の準備につなげることができれば、将来のご家族の負担を軽くすることができます。
一度の相談が、長い視野を持つきっかけになることがあります。そのような視点でもお話しできる場でありたいと思っています。
Voyage Exhibitの名前について
「綴り」は、糸を繋ぎ合わせることを指します。世代から世代へと続く家族のかたちを、法的な言葉で丁寧にまとめていくことを、この名前に込めています。
ご相談者にとって、これが何を意味するか
ご相談の場では
- · 決断を求めません
- · 全てを話さなくても構いません
- · わからないことがあれば、一緒に確認します
- · 相談の途中で疑問が出ても、ペースを変えます
相談の後には
- · 話した内容の書面をお渡しします
- · 次のステップと、その見通しをお伝えします
- · 必要な専門家がいれば、ご案内します
- · 続けて相談されたい場合は、引き続き対応します